7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/06/11(土) 18:47:46.47 ID:lr8GisaJo
嬉しそうにパタパタと歩いて行く番外個体の後を、俺はトボトボと付いて行く。
疲れてンのに家族サービスを強要される父親ってのはこンな気分なのか?
それとも一切家事をしねェニートな専業主婦を持っちまった旦那の気分か?
どっちにしろ、ろくなモンじゃねェ。俺は一生結婚しねェし子供もいらねェな。
「急いでよ第一位、ミサカはお腹ぺこぺこなんだって!」
前を歩いてた番外個体がふくれっ面でなンかほざいてやがる。どンだけ腹減ってンだ?欠食児童かよ。
こっちは杖ついてンだぞ、ちったァ気ィ使いやがれってンだ。
「そっか、ごめんごめん。それじゃミサカが抱えてあげるよ」
何言ってンの?どォしてそォいう結論に達すンの?歩行ペース考えろつってンだよ俺は!!
「大丈夫大丈夫、ミサカ意外と力あるしさ。それに第一位は軽そうだしね、
ひょっとしたらミサカより軽かったりするんじゃないかな?ムカついてきたよこのモヤシが!!」
突然キレてンじゃねェ!男が女に抱えられてるなンざ視覚的に大丈夫じゃねェだろ!!
「プライド高いなぁ、周りの目なんて気にしなけりゃいいのに」
いやプライドっつーか……はァ、分かったよ、急げばいいンだろ?
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