27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[sage]
2011/06/11(土) 22:46:20.21 ID:goJOdKVm0
パシン、と乾いた音が部室に響く。
梓が律をぶったのだと気づくまでに、そう時間はかからなかった。
梓「何の冗談のつもりですか!言って良いことと悪いことってありますよ!?」
最近話すことも減り仲が悪くなったせいか、
梓は今まで聞いたことがないぐらい大きな声で律を怒鳴った。
律は一瞬、戸惑った顔をした。
律「え?だって……え……梓……?」
そして思い出したのだろうか。
急に律は悲しそうに、辛そうに顔を歪めた。
律「……悪い、今日はもう帰るな」
鞄を引っ掛け、律が部室をあとにする。
私は迷うこと無くその後ろ姿を追いかけた。
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