32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[sage]
2011/06/11(土) 22:55:24.69 ID:goJOdKVm0
次の日、目を赤く腫らしたまま私は学校へ到着する。
きっと声だって酷くなっているだろう。
教室に入ると、唯とムギがこっちへ来た。
私は若干の気まずさを覚えながらも挨拶を交わす。
澪「おはよう。……律は?」
やはり酷く醜い声が私の口から吐き出された。
ちょっと自分自身に眉を潜める。
律の名前を出すと唯も気まずそうに目をそらした。
昨日の今日だし仕方無いけど、私はやはり淀んだ気持ちが出るのを押さえられない。
唯「まだ来てないよ。……また遅刻なんじゃないかな?」
……まさかアイツ曜日を忘れた、とかじゃ無いよな?
いや、でも本当にそうなら洒落にならない。
澪「そっか。じゃあ電話してみようかな」
少し焦りながら携帯を取り出す。
手が震えているの、見られていないと良いけど。
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