36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[sage]
2011/06/11(土) 23:03:05.29 ID:goJOdKVm0
辿り着いた田井中家のチャイムを力強く押す。
すると少しの間を置いて律の母親が出てきた。
律母「はーい。……って澪ちゃん!?え、どうしたの?学校は?」
少しやつれたその顔は、私を見ると戸惑う素振りを見せた。
まあ、それはそうだろう。普通なら学校にいる時間だし。
でも私は今、それに付き合っている暇はない。
だから急かすように早口で一気に喋った。
澪「律は家に居ますよね?―――お邪魔します!」
おばさんの困惑した声を置き去りに、私は律の部屋へ急ぐ。
そしてその扉を勢い良く開けた。
部屋の端にあるベッドの上に、律は布団と一体化した状態でいた。
そして泣き顔でこちらを見たまま、固まっている。
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