44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[sage]
2011/06/11(土) 23:27:50.28 ID:goJOdKVm0
律「それとさ。澪、お願いがあるんだけど」
少し行って通学路、律が首を傾けてこっちを見た。
ふふ、相変わらず酷く目が腫れてるなあ。
澪「何?」
私は同様に腫れぼったい目を細めて言う。
律「あのさ……もし私が怯んで言えなくなったら、背中を押してくれないかな?
やっぱり私、まだ怖いんだ。梓にも嫌われちゃっただろうし」
律は本当に不安でたまらない顔をしていた。
それはそうだろうな。昨日の今日で、気まずさもあるだろうし。
澪「律なら、大丈夫だよ」
律の右手を握りながら、そう言った。
小さなその手は、私の大きな手にすっぽりと包み込まれていた。
84Res/48.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。