62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[sage]
2011/06/12(日) 00:09:49.89 ID:q45fnrXz0
病院の隅らへんに来たとき、後ろから肩を叩かれる。
追いかけてきたムギだった。
紬「澪ちゃん、一緒に泣きましょ」
急にそう言って私を抱き締める。
ムギの体は柔らかくって暖かくって、まるで私を包むかのようだ。
その中で私は遠慮無く泣いた。
叫ぶように、喘ぐように、笑うように。
・・・・・・上手く言葉にできない。その日の具体的なことは覚えていない。
でも私が律の中から消えた。それだけが事実だ。
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