14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)[saga]
2011/06/12(日) 22:22:09.88 ID:rh4En5UAO
■筋ジストロフィー研究所
・瀬多総司&有里湊
しっかりと地に足をつける。
今この真っ白な正方形の部屋にいるのは、自分、有里湊と同志、瀬多総司の二人だ。
「それにしても…………」
訝しげな顔で瀬多は口を開く。
「…………」
どうやら、この“世界”に“とても危険な異分子”が紛れこんだらしい。
自分達は、その“抹殺”を命じられた。
そんなところだ。
「問題は……」
「……ここに呼ばれたのが数の分からない“異分子”と“それを倒す事の出来る可能性のある同志が全員”呼ばれた事だな」
自分達なら説明を受けて“ここ”に来たが、もしかすると順平達は何も分からずここに連れてこられたかもしれない。
「とにかく、先に仲間を見つけて合流しよう」
瀬多の提案に強く頷き、湊は歩を進める。
「さあ、まずはここから出よう」
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