49: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/12(日) 18:22:03.36 ID:sTktK5qlo
「君にとって恐らくだが有益な情報を提供しよう。 ・・・・・・まず垣根帝督だが、
先も言ったように結果がどうあれ死ぬことはないだろう。 あの医者の事だ、
私が保証する。 そして風斬氷華とエイワスだが、その二名に私はある一つの懸念を抱いている」
「懸念だと?」
「君がここで私を見逃すというのなら、私はこれからその懸念材料を消すために
第七学区に『戻ろう』。 懸念、そう、不安。 確かに私は風斬氷華とエイワスを破棄したが、
それでも油断はできない。 虚数学区のデバック処理を行わなければおちおち休むことも出来ない」
やはりこの魔術師の言っている事が理解出来ない一方通行だったが、一つ引っかかる言葉があった。
「・・・・・・俺がオマエを見逃すのなら、ってのは」
「不思議なものだ。 ここで出会い頭、君は私の頭を吹き飛ばして殺めると思っていたのだが。
すぐには殺さないにせよ、私に風斬氷華の件もエイワスの件も垣根帝督の件も解決できないと
知ればすぐに殺されると思っていた。 君には私を殺す理由がある」
「・・・・・・」
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