491: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/25(土) 00:47:57.74 ID:RkkBUILao
満足気な、一〇〇点満点の笑みを浮かべて出来立ての味噌汁をお椀に入れていく。
次に用意されたのは炊きたてツヤツヤの白米。それも同様にしゃもじでお椀に盛っていった。
他にも先程のサラダ、焼き魚が既に人数分用意されている。少なくとも見た目は合格ラインを突破している出来だった。
というか、完璧だった。味とかそんなんどうでもいいくらい、彼女は完璧だった。
こうして朝から(と言っても早朝というわけではなく、正確には一一時前と言う遅めの朝食だが)健気に
朝食を作る彼女は、端から見れば物怖じするほど完璧な『奥さん』だった。
『奥様は天使』という短編漫画が連載出来そうだった。天使。そう。
彼女の名前は風斬氷華。今は朝食作りのため髪をポニテにまとめているが、普段は腰まで
届く黒に近い茶色の長髪であり、一房だけピンで留めている。
知的な眼鏡を多少ずり落ちたところでかけている辺りが何ともあざといが、本人が意図してそうしているわけではない。
彼女はそんな腹黒い性格の人間ではない。
そして、彼女は本当に"人間ではない"。
1002Res/440.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。