過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟
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876: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/05(火) 20:38:38.99 ID:HyXMZVFfo

垣根帝督加入の際は一方通行に許可なんて取らなかったクセに、なんて事は天使は言わなかった。

エイワスは一方通行が寝ている部屋に全く音を立てず侵入する。
そして一〇秒も経たない内に出てきたエイワスの背中には、なぜかここまでされても
目を覚ます気配がない一方通行が、普段は絶対に見られない子供のような寝顔で背負ってあった。


「少し彼と出掛けてくる。 明日……いや今日か、今日の夜に行われる垣根帝督の退院祝い
 までには戻ってくるようにする。 もちろん、その時は六人目も一緒にな」

「ksxmf期待大utdvn」


一方通行が判断しなければならないと言っていたくせに、まるで六人目の加入は決定事項であるかのような
言い方をしながら、エイワスは机の上に置かれたクーラーボックスを携えてベランダへと向かっていった。


「この事は内緒にしておいてくれよ」

「utvnmv了解klafrrhy」

「いい子だ。 では、また夜にな」


ミーシャに口封じをしたエイワスは、満足気な表情を浮かべて一方通行を背負ったまま
ベランダから飛び降りていった。

ミーシャは慌ててベランダから夜の学園都市を俯瞰するが、金髪の聖守護天使の姿は見当たらなかった。



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