過去ログ - 唯「私は、誰と恋をする?」 【百合シミュレーションSS】 Part2
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◆duJq3nZ.QQ
[saga]
2011/06/13(月) 02:47:52.30 ID:Z2ZaLRlP0
→C:そうだ! 今日から修学旅行だ!
突如閃き、唯はがばりと身を起こす。
唯「そうだよ! この日のためにこれまで準備してきたんだから!」
唯はベッドから飛び降りるようにして床に立ち、急いで身支度を整える。
昨日、憂が早々に寝てしまってから手持無沙汰だったため、修学旅行の荷物をまとめていた。
その甲斐あって、唯は素早く身支度に移っていた。
唯「に、荷物とか準備しておいてよかったあ〜。これで準備していなかったら、もうてんてこまいだったよ……」
制服に着替え終わると、唯はちらと時計に視線を移した。
支度に夢中で、ずっと見れていなかった。
その時間は……。
唯「え、えええっ!? ち、遅刻だよおおお!!! 間に合わないっ!!」
今から素早く家を出たとしても、確実に集合時間はオーバーしているであろう時刻。
集合場所である、とある駅の改札前に迷わず電車で行けるのかどうかも微妙なので、明らかに時間が足りなかった。
唯「うううう!! と、とにかく急ぐしかないよ!!」
荷物を持って階段を下りて行く途中で、唯はある違和感に気付いた。
いつもなら、憂が朝食を作る音が聞こえてくるはずだが、今日はまったくそれがない。
居間にたどり着いたときに、その理由が判明した。
憂「お、お姉ちゃん……ごめんなさい! 私今起きて……!!」
憂が気まずそうな顔をしながら、昨日寝てしまったときと同じ服で階段を下りてきた。
それから慌てて食パンを焼き、姉の口元に運ぶ。
憂「お、お姉ちゃん、本当にごめんなさい、私、そんな寝過ごすなんて……」
唯「むぐむぐっ、い、いいよ、私も、起きられなくって、むぐむぐっ、ごめん、行ってくるねっ」
憂「う、うん!」
ものすごい勢いでパンを飲み込むと、唯は荷物を持ってドアを出た。
唯「いってきますっ!!」
*選択肢*
A:「とにかく急ぐしかないっ!! まずは電車に乗るために最寄り駅にダッシュ!!」
全力疾走だよ!! よし、よーいどん!!
B:「う、うわあああ、ど、どうしよ、は、走んなくちゃいけないけど……うわーん!」
あまりの焦りでパニックに! ど、どうしよう!?
C:「だ、誰かに連絡しなきゃ! ……つながるかな!?」
時間ロスになるけど、伝えておかなちゃ! 電話をかけるよ!
D:「走りつつ、誰かにメールで伝えよう! ふう、なんて打とうかな?」
息切れしながらも携帯を操作! とりあえず今の状況を!!
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