過去ログ - 唯「私は、誰と恋をする?」 【百合シミュレーションSS】 Part2
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◆duJq3nZ.QQ
[saga]
2011/07/27(水) 00:45:58.13 ID:Fw2F41610
夕食の時間になっても、まだ律達は戻ってこなかった。
唯はそわそわしながらも、夕食を特別に部屋まで運んだ。
部屋の中で、姫子・いちごと夕食を口に入れていた。
大分いちごの顔色も良くなり、食べられそうなものから少しずつ口にしているようだ。
だが、時折突っ伏すようなしぐさをするので、唯は気が気でなかった。
唯「いちごちゃん、だいじょうぶ……?」
いちご「……唯の『だいじょうぶ?』は耳にタコ」
唯「ひ、ひどいぃ……」
姫子「あはは……」
突然、下からどたどたという音が聞こえてきた。
かと思うと、聞き慣れた声が四つ、耳に響いてくる。
律「ああ〜っ、マジで焦った……」
澪「先生が来ていなかったら、本当に危なかったな……」
和「面目ないわ……もう少し京都の地理について勉強しておくべきだったわね」
紬「うふふ、でも無事だったんだからよかったじゃない」
さわ子「まったく〜。本当世話が焼ける子達ねえ」
唯達は、部屋でその物音を聞きながら、皆安堵していた。
唯「……皆」
姫子「……先生が探してきたんだね」
いちご「……一安心」
まだ本調子ではないいちごを見ながら、唯はじっと思案した。
*選択肢*
A:「皆……本当によかったよっ!!」
う、うれしいよお……歓喜の余り、下まで律達を迎えに行く。
B:「もう、皆人騒がせなんだから〜」
私も人のこと言えないけどね……律達の部屋の前で待つ。
C:「皆、もう上がってくるかな?」
部屋のドアから顔を出し、廊下をきょろきょろ。
D:「これで安心だね……よかった……」
ほっと胸を撫で下ろす。あと心配なのはいちごちゃんだね。引き続きいちごの看病。
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