過去ログ - もしも「まどか☆マギカ」が2クールだったら
1- 20
105: ◆NqJArk5IVdBU[saga]
2011/07/17(日) 18:11:11.62 ID:3RNaMLYEo
 ワルプルギスの夜の容赦無い攻撃が浴びせられる。しかも、まどかが魔力を強めるに従って、
攻撃は苛烈さを増していた。

杏子「クソッ、こいつ、いくらなんでもしつけーっつうの!」

 鎖のフェンスの外で、杏子は使い魔を掃討する。
 素早い身のこなしを身上とする彼女は、反面、ダメージを受ければあっさり倒れる脆さが
あるのだが、今のところは消耗も少なく、安定した戦いぶりを見せていた。

 マミは攻防に活躍するリボンで、確実に持ち場を守っている。使い魔が側面を突こうとすれば、
その都度、危なげなく銃で撃破する。こちらも、もうしばらく持ちこたえそうな余裕があった。

 一方、さやかは追い詰められていた。頑強な体と回復力を駆使し、敵の真正面に立った彼女は、
否応なしに魔力を消耗する。
 このまま防戦が長引けば破綻は免れない。
 杏子もマミも、それを察して、それぞれの防御壁でさやかをフォローしていた。

さやか「う、く、うぅッ!」

まどか「まだ!? まだなの!? 早くしないとさやかちゃんが!」

 矢に集まった魔力は、ワルプルギスの夜を仕留めるには、未だ不十分だった。
 共に魔力を込めるほむらも、穢れを蓄積し過ぎている。

ほむら(このままではジリ貧ね。何か手を打たないと)

 ほむらはテレパシーを飛ばす。

ほむら『美樹さやか、聞こえる?』

さやか『な、何? 今、手が離せないんだけど!?』


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
128Res/154.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice