過去ログ - もしも「まどか☆マギカ」が2クールだったら
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◆NqJArk5IVdBU
[saga]
2011/06/30(木) 23:49:08.39 ID:/ZSKL5Oxo
巴マミという人間は温厚そうに見える反面、魔法少女としてのプライドが非常に高い。
それは実力と行動を伴うものであったし、誇り高い『正義の味方』を貫く過程で、他の魔法少女は
少なからず敵視する対象になっていったのも無理もない事ではある。
目の前の無礼者に対し、力の差を分からせてみようかという考えが浮かぶ。
この暁美ほむらもまた、グリーフシードの回収だけを目的とする、意地汚い行動原理の持ち主
なのだろうか。
マミ(それだけとも言い切れない、かしらね)
ただのヒールにしては行動も、言動も、全てが異質過ぎる。それが却って、いかにも事情があると
言わんばかりであったし、結局、出会ったばかりのまどか達の目前で、魔法少女同士の諍いを見せる
のはみっともない事と考え、静かな怒りを胸中にしまい込んだ。
マミ「あなたのしてる事に納得は出来ないけれど、今日のところは引き下がる事にするわ。
キュゥべえは私が連れて帰るから」
QB「マミ、連れて帰ると言うけど、それは僕の意思に反する」
キュゥべえがマミの返事に驚き、食い下がる。
マミ「あまり女の子を困らせてはダメよ、キュゥべえ。
無理にでもつけ回すとそれこそ、その子に実力行使されちゃうわよ」
冗談交じりにそう言うと、キュゥべえは無表情のまま、黙り込んだ。
ほむら「ありがとう。巴マミ」
マミ「その代わり」
ほむらの言葉を制するように、マミが言う。
マミ「あなたも私の知らないところでキュゥべえを虐めたりしないでね。その時は本当に怒るわよ」
ほむらは返事をしなかった。
マミ「鹿目さん、美樹さんも、その気になったらいつでも声をかけて頂戴ね。
いつでもレクチャーしてあげるから。それじゃ、また」
マミは踵を返し、立ち去った。キュゥべえもまどか達を一度振り向いて、
それからマミの後を追う。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
先生「はい、それじゃ今日はここまで。宿題は来週月曜に集めるから、忘れずにね」
授業終了のチャイムが鳴る。まどかは自分のノートに書き上げた『作品』の出来栄えに
ご満悦だった。
さやか「まどか、何書いてたの?」
まどか「てへへ、秘密」
それはまどかのイメージする、魔法少女の衣装だった。
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