過去ログ - もしも「まどか☆マギカ」が2クールだったら
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/06/12(日) 21:26:59.43 ID:J4atmiJqo
 通学路。
 いつもより少しだけ遅い時間を登校している三人は、少しだけ早足になりながら、
いつものようにお喋りに花を咲かせていた。

まどか「でね、ラブレターでなく直に告白できるようでなきゃダメだって」

さやか「相変わらずまどかのママはかっこいいなあ。美人だしバリキャリだし」

仁美「そんな風にきっぱり割り切れたらいいんだけど……はぁ」

さやか「うらやましい悩みだねぇ」

 志筑仁美の声は、少しだけ暗い。
その時、まどかの頭の中で線が一つ張り詰めたような、奇妙な感覚があった。

まどか「ねえ、仁美ちゃんって、どうしていつも告白断っちゃうの?」

仁美「ええっ? そ、それは」

さやか「ほーう? さては既に意中の人がいて、他の男子に興味は無いと。
    そういう事ですかな?」

仁美「ちょっと、さやかさん!?」

さやか「うんうん。仁美ちゃんも色を知る年頃ですもんね?
    で・も、一体誰かなのかな〜、その幸運な男子は?
    白状しないと〜、こうだっ!」

仁美「や、ちょっと、やめ、やめて〜〜!?」

まどか「あの〜、ちょっと」

さやか・仁美「え?」

 じゃれ合う二人が、我に返る。

まどか「ほら、早く行かなきゃ。ね?」


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