過去ログ - もしも「まどか☆マギカ」が2クールだったら
↓
1-
覧
板
20
31
:
◆NqJArk5IVdBU
[saga]
2011/07/04(月) 20:47:02.57 ID:sQTKwEORo
隣町。ホテルの一室。
佐倉杏子はジャンクフードを頬張っている。
杏子「それで、そんな事してあたしに何の得があんのさ」
QB「見返りは無いよ。ただ、見過ごせば人が大勢危険に晒される異常事態なんだ。
君にも是非協力してほしい」
杏子「はんッ! バカバカしい」
新たにポテトチップスの袋を開ける。
杏子「でも、そいつ、何者なんだい? ちょっと面白そうじゃん。
退屈過ぎてもなんだしさ。教えなよ。そいつ、どこにいるのさ」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
教室。授業中。
さやかは一つあくびをして教室を見回す。今日のまどかは真面目に勉強しているようだった。
仁美はいつも通り。あの転校生は、これもいつも通り、つまらなそうにしている。
さやか『ねえ、転校生』
テレパシーで話しかけてみる。
その場にキュゥべえはいなかったが、こうしてテレパシーの中継は常に行われていた。
大方、マミと共に三年の教室にいるのだろう。
ほむら『なに? 美樹さやか』
さやか『今日さ、学校終わったら、魔女退治に連れてってよ』
ノートに立てていたシャーペンの芯が、折れる。ほむらは無言のまま、さやかを睨んだ。
さやか『怖い顔しないでよ。あたしもっと良く知りたい。百聞は一見にしかず、って言うじゃない』
まどか『ほむらちゃん、わたしも……』
予想できない事ではない。遅かれ早かれ、こうなるのだ。いくら警告したところで、さやかには
事情があるし、まどかはその性分から、首を突っ込まずにいられない。
マミ『あら、いいじゃない。暁美さん、私からもお願いするわ』
離れた教室から、マミがテレパシーに入ってる。
ほむら『どういうこと?』
マミ『本人達がああ言ってるんだから、聞いてあげるべきなのよ。
もしあなたが断るなら、私が連れて行ってあげてもいいのよ』
さやか『いいんですか?』
マミ『もちろんよ』
QB『僕も同意見だね』
ほむら『バカ言わないで』
ほむらは溜息をついて、答えた。
ほむら『仕方ないわね』
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
128Res/154.19 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - もしも「まどか☆マギカ」が2クールだったら -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1307881435/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice