過去ログ - もしも「まどか☆マギカ」が2クールだったら
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◆NqJArk5IVdBU
[saga]
2011/07/09(土) 02:47:12.06 ID:VUotToyTo
エイミーは願いの副作用により、過去から未来に渡る全ての可能性について、覗き見る能力を
持っていた。
本来の、魔女を消す能力は封印されているが、ちょっとした予知程度は猫の体のままで十分に
可能である。今までほむらの戦闘を助けたのも、この能力だった。
最初の頃は、テレパシーで未来を教えた。
慣れるとすぐに、目を合わせて直接映像で伝える事が出来るようになり。
今では目線を外してもしばらくの間、未来視の能力を貸す事ができる。
活用すれば万能に近い能力なのだが、エイミーは努めてフォロー役に徹していたため、
戦闘で言えば数秒先の未来を教えるに留まっていたし、将来の予知に関しても消極的だった。
――結局、彼女は潜在意識でも自らの能力を否定して、本当に知りたい未来を予知できなくなる
のだが、それはまた先の話になる。
時と場所を二週間後の病院に戻す。
この事態はエイミー達にとっても、全くの想定外である。
シャルロッテの結界が解けて、一堂に会する魔法少女達。
杏子は開口一番に、悪態をつく。
杏子「なにさ一体? がん首揃えちゃって、さ」
まどか「さやかちゃん! さやかちゃん、大丈夫!?」
見知らぬ恩人に目もくれず、まどかはさやかの元へ駆けつける。
さやか「大丈夫、大丈夫。ちゃんと生きてるから。ほら、落ち着いて」
マミ「佐倉さんが助けてくれたのね? 良かった、本当に……」
杏子「関係ねぇよ、そんなやつ。あたしの目当ては、コレ」
杏子はそう言うと、グリーフシードを拾って笑う。
マミ「相変わらずね。でもお礼を言わせて頂戴。本当にありがとう」
杏子「ふん」
マミ「それで、その……暁美さん? 聞かせてくれるわよね。あなた達が何をしているのか」
マミはどこか気まずそうに、おずおずとした態度で切り出した。
先ほどと違い、マミはこの場所で戦う準備は無い。ほむらがあくまで白を切るなら、それ以上
マミに追求する手段は無い。
真正面から戦って勝てない、というのは十分に分かっていたし、猫を手荒く扱った事も、
後ろめたく感じていた。
マミ「今話しにくい事なら、場所を変えても、人を選んでもらっても構わないわ。
でも私にも話したい事がある。後回しでも良いの。聞かせてほしい」
ほむら「結構よ」
ほむらはキュゥべえを見て考える。
あいつに気付かれてしまった今、だんまりを決め込んでも意味は無い。
あいつは一言聞かれれば、事実に近い所までぺらぺらと言い当ててしまうだろう。
それよりも、マミが満足するだけの回答を、必要最小限に絞ってこちらから与えた方が良い。
それに――
ほむら「この場にいる全員に聞いてほしい。これは魔法少女の根幹に関わる話だから」
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