過去ログ - もしも「まどか☆マギカ」が2クールだったら
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◆NqJArk5IVdBU
[saga]
2011/07/09(土) 02:55:31.75 ID:VUotToyTo
それから数日。
彼女達は、今まで繰り返した時間を概ねなぞるように、代わり映えのしない、それでいて
彼女達にとって都合の悪い出来事を、淡々と積み重ねていた。
つまり、さやかは既に魔法少女の契約を交わしてしまったし、その直後から何度か杏子と諍いを
起こしていた。
納得して契約したと言いつつも、自分の体をゾンビと呼んで自暴自棄な戦いをしては、マミに
窘められる事もあった。
ほむらとも折り合いが付かず、別行動を取る事が多かった。
まどかの自宅。深夜。
まどか「ママ、ちょっといい?」
洵子「おーう、まどか。どうした?」
まどか「なんだか、寝れなくて」
洵子は遅めの晩酌中だった。
テーブルの向かいにまどかが座る。
まどか「友達がね、大変なの。
わたし、助けてあげたくて、色んな事しなくちゃって思うんだけど、全然力になれなくて。
邪魔にはなりたくないけど、何もしないのも嫌。でもわたし、遠ざけられてるみたいで。
友達の事、大事なのに、役に立てない。わたし、どうしたらいいんだろう」
洵子「まぁどかぁ」
悩むまどかを見て、洵子はおかしそうに笑う。
洵子「あのなぁ、そこまで何でもかんでも、自分で背負い込む必要は無いんだよ」
まどか「そう、なのかな」
洵子「そうだよぉ。
いいかい、上手に生きるコツはね、バチが当たらない程度に少しだけ我が儘をすることさ」
グラスを回して、言う。
洵子「人間ってのは誰でも何か抱え込んでるもんさ。
だけど、ふとした気まぐれでそいつを台無しにもできる。
タツヤだって、その気になれば壊せるオモチャを持ってるんだ。
それが大人なら、もうちょっとでかいもんを抱えてる。
誰だってそう。人によって、ちょろーっとスケールが違うだけ。
ま、それがでかくなるほど責任も重くなるんだけどねぇ。そうなると、まるで人のために
尽くすのが当然、そうしないのが悪い事に思えちまうけど、だからって自分の気持ちを
空っぽにして、尽くすためだけに生きるのが正しいかってぇと、そいつぁ全然違うのさ」
まどか「ふぅん……」
洵子「だからさ、まどか、あんたにも身の丈にあったモノの考え方ってもんがある。
そいつを大事にしてやらないと、却ってダメになっちまうよ」
まどか「何もしないほうがいいの?」
洵子「そうとも限らない。まどか、あんたはどっちだい?
何もしないのが苦しいなら、その子の邪魔になってみたって良いんだよ」
まどか「えぇっ、邪魔しちゃうの?」
洵子「その子は大事な友達なんだろ? なら、ちょっとくらい我が儘を聞いてもらったって良いのさ。
重すぎるものを背負ってダメになるくらいなら、少しだけ我が儘になれば良い。
それで失敗する事もあるし、後になって正解だったって分かる事もある。
だからさ。大人になる前に、我が儘の仕方も勉強しときな」
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