過去ログ - もしも「まどか☆マギカ」が2クールだったら
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/12(日) 21:40:27.27 ID:J4atmiJqo
「助けて……」

まどか「え……? え?」

 さやかと二人、CDショップへ行くと、まどかはそこで不思議な声を聞いた。

「助けて、まどか……」

まどか「誰? 誰なの?」

 頭の中に直接響く声。まどかは恐る恐る、声のする方へ進む。
 「店内改装中」 人気の無いフロアに入ると一層『声』は近くなる。
 明かりの無いフロアを更に進むと、突如、天井を破り、白い動物が落下した。

まどか「あなたなの?」

「助けて……」

 後を追うように、奇妙な格好の少女が現われる。暁美ほむらだった。

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「そいつから離れて」

まどか「だ、だって、この子、怪我してる」

 その小動物は、あちこちから血を流しながら、息も絶え絶えといった様子だ。

まどか「ダ、ダメだよ、ひどいことしないで」

ほむら「あなたには関係無い」

まどか「だってこの子、私を呼んでた。聞こえたんだもん、助けてって」

ほむら「そう……」

 その時、ほむらの背後から別の動物の鳴き声がした。
 見れば、暗がりから染み出したような真っ黒な猫がほむらに擦り寄っている。
 その姿を見て、まどかはまたも奇妙な感覚を味わう。頭の中に糸が張るような、あの感覚。

「ミャァーン」


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