過去ログ - もしも「まどか☆マギカ」が2クールだったら
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80: ◆NqJArk5IVdBU[saga]
2011/07/10(日) 06:43:37.87 ID:J5Z+P8o1o
 まどかの自宅。
 まどかは既にベッドに入り、就寝しようというところである。

まどか「皆にばっかり戦わせて、自分で何もしない私って、やっぱり卑怯なのかな」

QB「彼女達に引け目を感じているのかい?」

まどか「そうなのかな。
   ……でも契約はしないから。騙そうとしても無駄だからね」

QB「心外だなぁ。これでも、まどかには慎重に考えてほしいと思ってるんだよ」

まどか「嘘でしょ」

QB「本当さ。まどか、君は人より強い資質を持っている。その分だけ願い事は慎重に考えてほしい。
 どんな希望もそれが条理にそぐわないものである限り、必ず何らかの歪みを生み出すものなんだ。
 だからね、君には出来るだけ素朴な願い事をして貰えると、有り難いんだけど」

まどか「素朴って、どんな?」

QB「大きなケーキなんか、良いんじゃないかな」

まどか「……馬鹿にしないでよ、もう」

 まどかはふと思い出して、キュゥべえに尋ねてみる。

まどか「わたしね、たまに変な感じがするんだけど、あれって何なのかな」

QB「というと?」

まどか「この前さやかちゃん探して歩き回った時とか……
   もっと前にも、変な夢見たり、知らない事知ってたり」

 まどかはその時の感覚を反芻しながら、言葉を探す。

まどか「なんだか、何か内緒で抱え込んでるような人に限って、ピンと来るような……」

QB「じゃあ、まどか、君は僕の考えてる事が分かるかい?」

まどか「それは、わかんないよ」

QB「なら僕にも分からない。疲労の蓄積から来る思い込みじゃないのかい」

まどか「うーん……」


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