過去ログ - 無垢「フィオナの森は、俺が守る」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/13(月) 00:45:23.34 ID:rcMx1OsAO
フィオナの森の夜に悲鳴が木霊した。

大爆発により起こった巨大な地震が地を割り、山を砕き、氾濫した川が生き物を飲み込むのだ。

突然の大災害を前にして、森の住人は逃げるべき場所もわからず、ただただ広い空間へとゆくしかなかった。



猿人「はっ…はっ…!」

戦斧を片手に木々の合間を走るこの猿人も、行き場の分からない者の一人であった。

昆虫や鳥人は空を飛べるが、手足しかない獣人(ビーストフォーク)にとっては地を駆るしか選択肢が無かったのだ。

しかも、


戦斧「はっ…はぁっ…いいかい、絶対に離すんじゃないよ…!」

「……」


猿人の背中には、一匹の子猿が掴まっていた。

この獣人は、子をもっていたのだ。


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