過去ログ - 無垢「フィオナの森は、俺が守る」
↓ 1- 覧 板 20
430:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/03/28(水) 07:17:15.78 ID:+hXtSYUAO
ドラグ「何か策があるとでも?客人よ」
竜の目が子猿を見る。
小さなビーストフォーク。あまりにも小さい。
この小さな体で何ができるというのだろう。
火薬岩を掘ることもできそうにない体躯を相手に、何を期待すれば良いのだろう。
全て承知の上での酔狂だった。
自分の戦杖の星針が、吉兆の北極星を睨んだ時のように震えていたから。
ドラグ「……この窮地を、乗り越えられるというのか、イノセントハンター」
無垢「もちろんだ」
大剣を掲げて誓う。
無垢「必ず勝つ」
ドラグ「……その口に、まずは乗ってみよう」
ドラグ「我が名はドラグストライク……皆はドラグと呼ぶ」
無垢「ドラグ、よろしく」
竜人と獣人が固い握手を交わした。
固い固い握手だった。
1002Res/648.85 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。