過去ログ - 無垢「フィオナの森は、俺が守る」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/16(木) 23:04:16.19 ID:8K8JjamC0
アクアン「にひぃ」
クリスタルチューブの中でサイバーロードがため息をついた。
シュトラ「で、これが新しいプログラムなんだけどね、互換性や確実性や汎用性はわからないけどかなり面白いと思うんだよね?」
アクアン「確実性と汎用性が損なわれているものに面白さを見出せるってのはすごいなぁ」
アクアン…彼は今、知り合いの自慢話を延々と聞かされている最中であった。
シュトラ「運が良ければリヴァイアサンに似たゲルフィッシュを製造することも可能だよ?どう?すごくない?」
アクアン「でも図体だけがでかくたってゲルフィッシュなんだろー?」
シュトラ「う、うん…今はまだ、ゲルフィッシュを変換するプロトタイプしかできてないからさ…」
アクアン「だめだめー、そんなんじゃ話になんない、どこのサイバーロードがそんなものを買うってんだ」
シュトラ「ううう…」
二人が面白おかしく話しているところへ、クリスタルチューブを伝って別のサイバーロードもやってきた。
トロピコ「おい!ふたりとも!やっとおれのゲルフィッシュがかんせいしたぞ!」
アクアン「お前もかよぉトロピコ、どうせ失敗作だろー?」
トロピコ「へへん!しっぱいなもんか!こんかいばかりはだいせいこうにつきるぞ!」
シュトラ「なになに?どんなのどんなの?」
トロピコ「みてのおたのしみさ!ふたりとも、ついてこいよ!」
彼の勢いに促され、3人はチューブを伝って進み始めた。サイバーロードは、そのほとんどの種がチューブと特別なカプセルの中でしか命を保っていられない、弱い種族なのであった。
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