過去ログ - 無垢「フィオナの森は、俺が守る」
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649:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/31(水) 07:28:07.33 ID:0B5AZWuAO
ザガーンの分厚い銀の鎧。
その隙間の闇より、一本の柄が伸びる。
ザガーン「所詮は牙、最上級の鋼を相手に打ち合える代物ではない!」
ふたつ牙(あれは……剣か!)
鎧の関節から乱暴に取り出したるは、見事な造型の大剣。
が、ザガーンの巨体が握ればそれはちょっとした剣に過ぎない。
どう見てもこの巨体同士の闘いで有効な武器ではないそれを、ザガーンは自分の剣を差し置いて、堂々振るった。
嫌な予感がする。そうふたつ牙が感じた時には既に、ふたつ牙も自分の牙を振っていた。
ふたつ牙の武器が弾け飛ぶ。
ザガーンが笑う。
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