過去ログ - 無垢「フィオナの森は、俺が守る」
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768:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/17(月) 20:53:48.43 ID:+C9vi9B60
マナの炎に焼かれながら、大空から落ちゆく塊があった。
翼を生やした上半身だけのワーム。カオスワームだ。
巨大な手に握り潰された時、ジェノサイドワームとしての姿や能力を失ったらしい。
代わりにそれらの昨日が爆炎となって炸裂し、ワームを焼いているのだ。
「ギュィイィイイィイ……!」
龍の言語を失ったワームは、知性なき叫びを上げて落ちてゆく。
その運命から逃れる術はもはや尽き、
「――ピギュィ」
フィオナの大地に叩きつけられ、ついに絶命した。
闇の軍勢が生んだ最凶のワームは、ここに力尽きる。
蛆虫ほどの小さな幼体からここに至るまでに飲み込んできた生物は、数知れず。
彼の存在は、フィオナの森で永く語り継がれることとなるだろう。
ワームを打ち倒した彼らの存在も、また同様に。
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