過去ログ - 無垢「フィオナの森は、俺が守る」
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830:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/03(木) 18:05:48.67 ID:UiLg88LJ0
モナークの遺灰が渦を巻く。
渦の中心には謎のデーモンコマンド、ギリアムの杖があった。
ユリア「この流れは一体……」
魔将「邪妃のデーモンが何かを始めようとしています」
ユリア「何かって?」
魔将「それは……起こってみなければ、私にもわかりません、ユリア」
視界を黒い嵐の中で、グレゴリアはデーモンの輝く目だけを見ていた。
ギリアム「儀式の舞台は整った」
邪妃「……!」
怪しい紫の双眸が見下ろして、問う。
ギリアム「邪妃グレゴリアよ、この邪獄ギリアムを封印の呪縛から解き放つか?」
邪妃「……」
グレゴリアは自身の左薬指を犬歯で噛み、その指で下唇をなぞる。
紅く染まった唇を一旦閉じ、馴染ませる。
これより彼女の口から発せられる言葉は、血の契約を紡ぐものとなった。
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