過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.11
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(チベット自治区)
[sage]
2011/06/17(金) 13:34:44.74 ID:uhr7UXYvo
俺が沙織と付き合うようになってまだ日は浅いが、わかり始めてきたことが一つあった。この女は良くも悪くも食えないというか、掴みどころがないのだ。
“引っ込み思案で大人しい”とは本人の弁だったが、蓋を開けてみれば――あるいはそれだけ信用されているのかもしれないが――非常に表情のころころ変わる娘だった。
面白そうな事があればどんどん取り入れようとするし、それに対する俺の反応をいちいち面白がるような小悪魔さがそのω口によく表れていた。
黒猫も言っていたが、『沙織・バジーナ』と比べたら典型的なオタク言動がなりを潜めただけで、本質は悪戯っ子なのだこの沙織という人間は。
それに度々振り回されることはあれども不思議と俺は全く嫌とは感じない。これも惚れた弱みってやつだろうかな。
「では、京介さんから先にお願いします」
そう言うなり沙織はわざわざベッドの上で横に倒れた。
俺は無心で沙織の頭のそばに正座し、沙織の頭を乗せて綿棒を手にした。
ちなみにこの綿棒は部屋にあったわけではなく沙織がわざわざ持参してきたものだ。変なところで用意周到なのもこの彼女の特徴である。
「耳からごっそり出てきたりしないだろうなぁ?」
「ふっふっふ、こんなこともあろうかと今日まで2週間余りも」
「嘘だろ?」「嘘ですけど」
んなしたり顔で言われても俺としてもリアクションに困る。
まあシチュエーションを楽しむのが本題なんだから正直そこまで手を入れる必要はないとも感じたが、せっかくの機会だから念入りに乗ってあげることにした。
「ふぁっ……」
「……」
「だ、だめです京介さん……そんなとこ……あっ……」
「……」
「そ、そこ気持ちいいです、あっ、ああっ」
「……」
俺が耳に綿棒を入れるたび、無駄にエロい矯正を上げる沙織。
ついでに言うとこの沙織の格好もラフなTシャツにホットパンツと、体のラインがこれでもかと浮き出る無駄に煽情的な格好をしていたりする。
なんで俺が欲情しないかって?一言でいえば”慣れてる”からだ。フハハハハ羨ましかろう、とでも言っておくべきか。
それに大方こいつの狙いはわかってるので、下手に反応するのも面倒だというのもある。
しばらくすると俺の正面にある壁からおもむろにガン!という蹴り飛ばした音が聞こえてきた。そりゃそうだ。
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