過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.11
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835: ◆36m41V4qpU[sage]
2011/10/16(日) 03:00:32.50 ID:10D1YkUA0

「ほらほら…二人とも喧嘩は駄目でござるよ…あー瑠璃ちゃんもキリちゃんも
拙者の娘にしたいくらい…愛しいでござるよ!よしよし…良い子でござるですの」

「く…も、もう絶対にハブったりしないから…か、過剰なハグは辞めて頂戴…」

「でもでも…確かに沙織ってお母さんって感じがするかもぉ…黒猫は…
全然お姉ちゃんじゃ…ないか…ププ」

「ふ、勝手にいってなさいな…い、妹は日向と珠希で充分よ……まだ今わね」

沙織の大きな胸で抱きしめられる二人。
と同時に

夕方、京介が麻奈実との受験勉強を終え帰宅、田村屋のお菓子を持参
トントン…ノックして、おもむろに桐乃の部屋に入る

「おまえら、もう集まってたのか。え?、ご、ごめんなさい…部屋間違えました」

「あ〜京介氏、これは別にそ、そういうプレイではないのです!」

「そ、そうよ…京介先輩…邪推は辞めて頂戴」

「ちょっと…な、何、その犯罪現場を目撃してしまったみたいな顔は…
逆にこっちが引くから、や、辞めなさいよね…ふん!」


「で、でもさ…何でおまえら泣いてんの?どう考えても普通、気になんだろ!」


「京介氏、何でもないのでござる、わかって頂けましたの?」

「京介先輩、何でもないのよ、わかったかしら?」

「あん…(た)、京介、何でもないっての、ほんとわかってんの?」


「わかった…………で…それ今、流行ってんの?」

『あはは』 『フフフ』 『にゃはは』
と黄昏の西日に照らされて快活、蠱惑的、悪戯っぽく笑う三人の可愛らしい仲間。

「な、何ニヤニヤしてんの!また…(キモ)い、か、感じ悪いから辞めてよね、
わ、わかってんの?」

…そういや、こいつ…あのデート以降は俺の事を"キモイ"とかあんまり言わないし、
麻奈実の事も"地味子"とは言わず"あの人"に変わってるんだよな…気のせいなの
かも知れないが…と考える京介

「悪りぃ…何かさ、おまえらが姉妹みたいに見えたから。微笑ましいなってさ」

「き、京介氏、申し訳ありません…まだそういう覚悟は出来てないですの」

「へ?」

「あら…先輩は、兄さんはまだ妹さんが欲しいのかしら…欲張りな雄ね…」

「!!!キモイ、やっぱキモキモ…最近調子に乗ってんじゃないの?あんた!
シスコン悪化させて、これ以上、犠牲者増やすつもりじゃないでしょうねえ?」


「俺の話を聞けって。妹なんてどう考えても、おまえだけでお腹一杯だよ!
だから誤解するなよ!わ、わかった…?」


「…………わかった……そ、そうだよね、あたしだからあんたの賞罰ゼロで済んでる
ってちゃんとマジ感謝してよ!ほら!何そこで突っ立ってんの、早くここ座りなさいよ!」


「あらあら………」 「…………ニンニン」


「へいへい………」

促されて苦笑しながら桐乃の隣に座る京介。



おわり



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