138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/20(月) 01:47:05.74 ID:vKSqMx2S0
店員「少々お待ち下さいませー」
初春「すいません……ご馳走になっちゃって」
垣根「気にすんなって」
垣根は、笑顔で言った。
そう、気にしなくていい。
ファミレスに入って数分しか経っていないのに、ほっこりボイスの冗談や悪びれた声を聴けたのだ。
でも、全然足りない。
垣根「なぁ、うんたん♪うんたん♪って言ってみてくれ」
初春「はい?」
垣根「うんたん♪うんたん♪ repeat after me?」
初春「……うんたん?うんたん?」
垣根「?じゃねーよ!♪だよ!」
初春「……う、んたん♪うんたん♪」
垣根(こ、これは、“うんたん”だ―――!!!!)
初春(なんだろう、この人、気持ち悪い、かもしれないです)
微笑ましい談笑をしていると、料理が運ばれてきた。
パスタを見た初春は“美味しそうですねぇ”と上機嫌に言った。
正直パスタなんかよりも、その声の方が甘くて美味しそうだと垣根は思う。
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