24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/16(木) 02:53:05.16 ID:NUWSiTSU0
床に転がったまま、麦野は舌打ちした。
戦力の差が開いていると分かっていたが、ここまでとは。
悔しい。ぶち殺したい。
殺意だけが麦野を支配する。
麦野「絹旗、立て。追いかけるわ」
返事がない。
どうやら小柄な少女は麦野より吹っ飛ばされてしまったようだ。
それでも心配する暇も探す暇もない。
麦野(そういえばフレンダはどうした?建物に潰されて死んだか?)
建物に入ってから一回も会ってない同僚の顔を思い出した。
まぁいい。今はあっちが先だ。
考えながらゆっくりと立ち上がる。それと同時にステーションワゴンが走り出した。
車の中の垣根と目が合った。
手を振りながらウィンクしている。
麦野(あの野郎っ……!!!!)
麦野は後を追う為に走り出した。
しかしステーションワゴンはスピードをあげ、アイテムの下っ端と緑のジャージの女の横を通り過ぎて行った。
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