52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/17(金) 02:52:39.78 ID:WY7TuRtv0
男「しかし今の言葉、胸に響いたよ」
垣根「……」
男「そうだな。Dillを聞くまでは私は死ねない。少し悪あがきをしようじゃないか」
そう言うと『メンバー』の男は懐から銃を取り出した。
銃を持っているのなら、もっと抵抗できた筈だ。
それでも何もしなかったのは本当に死ぬつもりだったのだろう。
男「レベル5の君に、こんな物が通用するとは思えないがね」
銃口は真っ直ぐ垣根を捉えていた。
引き金が惹かれる。
パンと乾いた音が響いた。
垣根「――っ!」
男「な、なんのつもりだ」
レベル5に銃など通用するわけがない。
それなのに、弾は垣根の肩を貫き、肉を抉っていた。
垣根「痛ってぇな……クソッ」
男「何故防がなかった、垣根少年」
垣根「これは戒めだ」
男「戒め?」
垣根「伝説のリスナーを消そうとしちまった、俺への罰だ」
男「……」
477Res/326.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。