83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/18(土) 01:48:32.42 ID:VCCMkA5A0
突然、滝壺の後ろの扉が開いた。
下に降りた筈のエレベーターが戻ってきたのだ。
このタイミングで誰が来るというのだろうか?
二人は同時に視線をそちらに送る。
浜面「滝壺!無事か!?」
エレベーターの中からは、逃げた筈のレベル0が走ってきた。
そのまま滝壺の前に立ち垣根を睨みつける。
滝壺「…な、なんで?はまづら、」
浜面「一人で逃げれる訳ねぇだろ!!怪我はしてないか?」
てっきりレベル5にコテンパにやられてると思ったけれど外傷は無いようだ。
別れる前と違う所と言えば、滝壺が手に持つ小さい紙。
浜面「あれ、その栞、おかえりラジオのやつ?」
滝壺「……え、うん」
浜面「それ、俺も持ってる」
その言葉に、滝壺と垣根は驚きを隠せなかった。
なんでこの男が栞の存在、ラジオの存在を知っているのか?
垣根(どうなってやがる…!!なんで『アイテム』の連中が栞のことを…。もしかして、こいつらも、)
滝壺(なんで、はまづらがあきちゃんのラジオを……)
垣根(しかも、お便りを読まれてる、だと……?)
浜面「なんでこんな状況で栞?」
浜面の疑問は当然のことだ。
レベル5に追い詰められて、いつ殺されても可笑しくない状況。
栞はこの雰囲気に相応しくない。
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