過去ログ - ほむら「幸せな明日を迎える為に」
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261: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:11:13.83 ID:Yh4BJeEl0
「少し、具合が悪いので保健室に行って来ても良いですか?」
「あぁ、解った。鹿目。一緒にいって来い」
「はい」
262: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:11:45.13 ID:Yh4BJeEl0
「あれ、保健室誰も居ないみたいだね」
「そうみたいね」
私達が保健室に着くと、
263: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:12:36.89 ID:Yh4BJeEl0
「ええ、さっき説明した通りよ」
「じゃぁ、さ。魔法使うと濁っちゃうんだよね?」
何が?
264: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:13:05.26 ID:Yh4BJeEl0
「気になったんだよね。ソウルジェムのこと。
あれがほむらちゃんたちだって思うと、
些細なことでさえ重要なことなんじゃないかって、
不安になったの」
265: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:13:33.57 ID:Yh4BJeEl0
「なんの……心配もないわ」
「ほむらちゃん、嘘は嫌だよ」
え?
266: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:14:05.32 ID:Yh4BJeEl0
まどかが私の手を握る。
「教えて、本当のこと。
ほむらちゃん。ソウルジェムについて」
267: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:14:39.05 ID:Yh4BJeEl0
まどかが少しだけ涙目になって訴える。
そんなこと言われても。
このことは……。
268: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:15:14.57 ID:Yh4BJeEl0
「でも。その前に約束して」
「え?」
「私が今から言うことは、他言しないって。
269: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:16:03.77 ID:Yh4BJeEl0
「魔法少女は、ソウルジェムが完全に濁ると、
魔女になってしまうわ」
「え……?」
270: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:16:41.19 ID:Yh4BJeEl0
「そんなの、酷いよ。
ソウルジェムが本体だって言うことより、ずっと残酷だよ……」
「そうね……。自分が救った分だけ人を呪う。
悲しいけれど、魔法少女はそういうものなの」
271: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 22:17:09.71 ID:Yh4BJeEl0
「でも、グリーフシードがあればならないんだよね?」
「……ええ」
でも、絶望してしまったら。
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