過去ログ - ほむら「幸せな明日を迎える為に」
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448: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/17(金) 23:24:13.05 ID:scSCPRnH0
あっと、危ない……
この連続タタタンッタッタタタンがきついなぁっと、うわっと……。
「あっぶなぁ」
449: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/17(金) 23:24:45.53 ID:scSCPRnH0
「目覚めた心は走り出した未来を描くため〜♪
難しい道で立ち止まっても〜♪」
余裕が出来た私は歌いながら足を動かし、ステップを踏む。
450: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/17(金) 23:25:21.97 ID:scSCPRnH0
「ふっふ〜ん。どうだった?」
私は画面に結果が出ているにも拘らず聞く。
なんとなくそうした方が面白いかなって……。
451: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/17(金) 23:25:59.37 ID:scSCPRnH0
「……で?
アタシの負けだよ。どうとでもしてくれよ」
杏子がショボンと項垂れて呟く。
452: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/17(金) 23:26:34.37 ID:scSCPRnH0
「……」
「いつまで不貞腐れてるのかなぁ……まぁ、仕方ないんだって」
「正直納得行かない」
453: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/17(金) 23:27:09.45 ID:scSCPRnH0
つまり、ここに来たばかりの杏子には無理で当然。
でも、ランダムだったんだから天命つきたとしか。
「まぁ、それはいつでもリベンジ待つよ。それで、話があるんだよね」
454: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/17(金) 23:27:58.75 ID:scSCPRnH0
「うん。私もね? 正直あれは馬鹿だったそう思ったんだよね。
だって、杏子の事。何も知らないわけじゃん?
なのに偉そうにしてさ。どんな風にそれを使うかなんていうのは、
455: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/17(金) 23:28:26.42 ID:scSCPRnH0
「だからさ、杏子。私は杏子のことが知りたい。
知った上で、貴女が固焼きって言うなら、半熟に誘導したい。
半熟の良さを教え込みたい。食卓のみんなが笑える方が、良いじゃん」
私はそこで言葉を切って、メロンソーダを飲み込む。
456: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/17(金) 23:28:59.22 ID:scSCPRnH0
「アタシ半熟派なんだけど……」
黙っていた杏子が不意に口を開く。
「んなっ……まぁ。ね? うん。じゃぁ、今の逆で」
457: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/17(金) 23:29:29.38 ID:scSCPRnH0
「魔法って、便利だよ。殆どのことは出来ちまうんだからさ。
けどさ、使い方間違えると、取り返しがつかないことになる。
アタシはそうなった」
「杏子……」
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