過去ログ - ほむら「幸せな明日を迎える為に」
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702: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/20(月) 22:11:38.00 ID:29gkDfK60
この見滝原に存在するすべての物質は、
ワルプルギスの夜というマシンガンの薬室につめられる弾。
弾薬、際限なき弾薬は私達の戦意、否、魂奪うべく放たれる。
703: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/20(月) 22:12:03.82 ID:29gkDfK60
敵の攻撃は、
私達の体を少しずつ削り取っていく……。
いずれ、腕や足や首が弾け飛ぶ。
704: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/20(月) 22:12:40.14 ID:29gkDfK60
魔法で治療をしたくても、止まって治療できなければ、
まともな治療は出来ず魔力の無駄遣いになるし、
なんにせよ、ワルプルギスを削る方に魔力を使いたい。
705: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/20(月) 22:13:07.39 ID:29gkDfK60
私はすぐ横にいる先輩に尋ねる。
「良くて3発ってくらいかしらね……」
先輩が辛そうに言う。
706: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/20(月) 22:15:26.81 ID:29gkDfK60
「先輩は出来るだけ温存を。
ティロ・フィナーレ1発使っても生き残る使い方をお願いするわ」
「ええ、解ったわ」
707: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/20(月) 22:16:04.56 ID:29gkDfK60
「杏子は、先輩の防衛お願い、先輩の一撃に全てを懸ける。
撃つ時に、私と杏子、先輩三人の魔力の一撃を打ち込む!」
私は動き回り、襲い掛かってくる使い魔や、
708: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/20(月) 22:18:23.85 ID:29gkDfK60
「おいおい、何する気だよあいつ!!」
杏子が怒鳴って空を見上げる。
え……?
709: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/20(月) 22:18:49.16 ID:29gkDfK60
しかし、私には答えられなかった。
あんな行動は未だ嘗て一度も見たことなかった……。
「きゃはは、きゃははははははっ!!」
710: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/20(月) 22:20:18.60 ID:29gkDfK60
「ま、不味い!!」
不味いと思って時間を止めて杏子達の前に躍り出る。
2人同時に移動なんて手立ては無いのだから仕方が無い。
711: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/20(月) 22:21:57.29 ID:29gkDfK60
「ちょっ?!まず――ほむら?!」
「私の後ろにいて。私が2人を絶対に守るから」
私はそう言って前方に防御の結界を張る。
712: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/20(月) 22:22:27.97 ID:29gkDfK60
ぐぅっ……。
かなり重い一撃、生身でビルでも衝突したような……でも。
私は受けきってみせる。
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