過去ログ - ほむら「幸せな明日を迎える為に」
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726: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 19:31:14.35 ID:GDz5y0Q00
「……さやか」
「なに?」
「何か心配なことでもあるのか?」
727: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 19:32:06.78 ID:GDz5y0Q00
《さやかちゃん!!》
《まどか?》
《このままじゃ、みんなやられちゃうかもしれない》
728: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 19:32:35.72 ID:GDz5y0Q00
っ?!
そんなの……。
《そんなのただの仮説だよ。みんななら……》
729: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 19:33:13.70 ID:GDz5y0Q00
キュゥべえが言うと同時に、
マミさん達の戦っている映像が頭の中に流れ込む。
え?
730: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 19:33:54.11 ID:GDz5y0Q00
でも、みんなは魔法少女だから、そんなの気にせずに戦ってる……。
《魔力も底なしじゃない。切れてしまえば魔女になる。
どうする? 美樹さやか、鹿目まどか》
731: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 19:34:21.69 ID:GDz5y0Q00
「なんだい、急に。まぁ、かっこいいんじゃないか?」
恭介が笑う。
「それが、肉体を改造されて、魂が別のものに封じ込められたやつでも?」
732: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 19:34:50.71 ID:GDz5y0Q00
「何で悩んでるか知らないけど、前言った通りさ。
僕は、どんなさやかであっても、それがさやかである限りって」
恭介が微笑む。
733: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 19:36:01.55 ID:GDz5y0Q00
普通信じない。
これだって、冗談だって思って――。
「僕は、さやかの嘘、冗談、本音、真実。それを見ぬ抜けるって自負してるよ。
734: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 19:36:29.47 ID:GDz5y0Q00
「ついてない……けど」
「なら、僕に遠慮することなく魔法少女になってくれて構わないよ。
さやかが気にしている「何か」そこまでは知らないけど、
735: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 19:37:02.87 ID:GDz5y0Q00
「じゃぁ、いきなよ。
あぁ、そうそう。
もし、奇跡や魔法で僕の手を直すって言うことなら勘弁して欲しい。
736: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 19:37:38.38 ID:GDz5y0Q00
「恭介……うん。解った……
こんな馬鹿みたいなこと、信じてくれてありがと」
私は恭介にそう言って微笑む。
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