過去ログ - ほむら「幸せな明日を迎える為に」
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758: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 21:51:42.75 ID:GDz5y0Q00
そう言い終えたキュゥべえの頬を涙が伝う。

「そうだね、私も。そんな日常が大事だからこそ。重要なお願いがあるの」

「……まどか」
以下略



759: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 21:52:09.01 ID:GDz5y0Q00
「誰かが幸せなら、誰かが不幸になってる。

それが世界。

幸せがあるから不幸があって、不幸があるから幸せがある。
以下略



760: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 21:52:37.50 ID:GDz5y0Q00
「待ってくれ!!

それじゃ、魔女を消し去るんだろう?

過去も未来も、現在も!
以下略



761: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 21:53:07.09 ID:GDz5y0Q00
「未来? 過去?

ううん。違うよ。キュゥべえ。

現在だけで良い。
以下略



762: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 21:54:37.80 ID:GDz5y0Q00
「ねぇ、キュゥべえはどうして私達を魔法少女にしたかったの?」

「それは、宇宙全体のエネルギーを確保するためだよ。

例えば、焚き火で得られる熱エネルギーは、木を育てる労力と釣り合わないってことだよ。
以下略



763: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 21:55:08.52 ID:GDz5y0Q00
「そっか、じゃぁ。魔法少女を無くしたら?」

「宇宙は枯れ果ててしまう。

なるという確証があるとは言えない。
以下略



764: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 21:55:37.88 ID:GDz5y0Q00
「じゃぁ、新しいエネルギーを私達は差し出すよ。

人は必ず、不幸になるし、絶望もする。

それらは何かしらの形を成して、世界に飛び出す。
以下略



765: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 21:56:04.42 ID:GDz5y0Q00
「幸福……?

それは、そんなに大きいものなのかい?」

「大きさでなんて測れないよ。
以下略



766: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 21:56:34.86 ID:GDz5y0Q00
「うん。絶対に」

「じゃぁ、願いを聞こう」

キュゥべえが囁いた。
以下略



767: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/21(火) 21:57:04.14 ID:GDz5y0Q00
キュゥべえがそう微笑むと、私の体がピンク色に輝く。

「……力を、感じる」

「君は魔法少女の力を得たよ。
以下略



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