過去ログ - ほむら「幸せな明日を迎える為に」
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787: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/22(水) 22:02:20.96 ID:Y/0EqzWW0
みんなが不思議そうに私を見つめていた。
「みんな、ありがとう。
やっとここまで来れた。
788: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/22(水) 22:02:58.75 ID:Y/0EqzWW0
私の声をさえぎって杏子が叫ぶ。
「もちろん!! みんなとの楽しい人生はまだまだ終らないから!」
「ふふっ、帰ったらお茶会でもしましょう。家にケーキがあるから」
789: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/22(水) 22:03:30.54 ID:Y/0EqzWW0
まったく、緊張感のかけらも無いのね。
でも、なんか不思議と。大丈夫な気がする。
このみんななら、全員で生きて帰れる気がする――
790: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/22(水) 22:03:55.73 ID:Y/0EqzWW0
「ソウルジェム……佐倉さんのはどこに?」
「はぁ?……?!」
え?
791: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/22(水) 22:04:24.71 ID:Y/0EqzWW0
「まさか、まどかが契約を?!」
「多分、というか絶対だよ」
さやかが私の叫びに頷く。
792: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/22(水) 22:05:01.88 ID:Y/0EqzWW0
ピンクと白の衣装に身を包んだまどかと、
キュゥべえが、私達のところへとやってきた。
「まどか!! なんで!! なんで契約を?!」
793: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/22(水) 22:06:16.67 ID:Y/0EqzWW0
必要が無い?
「なんで?」
「私は騙されてない、私の意思でこうしたからだよ。
794: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/22(水) 22:06:49.96 ID:Y/0EqzWW0
「ソウルジェムがないんだもん。
グリーフシードになるものが無いんだから、
魔女は必然的にいなくなるってこと。
795: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/22(水) 22:07:20.08 ID:Y/0EqzWW0
「うん」
「じゃぁ、ワルプルギスの夜は何でまだいやがるんだ?」
杏子が尋ねる。
796: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/22(水) 22:09:01.12 ID:Y/0EqzWW0
「あれは、この世界という舞台。
いわば、私達はあの舞台で演じてる役者ということよ」
私はそっと口を開く。
797: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/22(水) 22:10:37.11 ID:Y/0EqzWW0
私はそう言って頷く。
「暁美さん、あれが舞台で私達が役者?」
先輩が不思議そうに尋ねてきたのに対し、
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