過去ログ - ほむら「幸せな明日を迎える為に」
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834: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/23(木) 22:35:04.81 ID:w2FQjlMr0
まぁ、私達は少し。普通じゃないのだけれど。
絶望である、魔獣を倒すことが私達の役目。
魔法少女はみんなの希望でいなければいけないから、
835: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/23(木) 22:35:39.70 ID:w2FQjlMr0
「どうかしたの? ほむらちゃん」
まどかの微笑みが視界に映る。
「ううん、なんでもない。ただ幸せだなって、思っただけよ」
836: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/23(木) 22:36:08.31 ID:w2FQjlMr0
「みんなにそういわれると、少し照れくさい……わ」
「ただ、眼鏡は外した方が良いと思うよ。
ほむらちゃんは眼鏡が無い方がかっこいいから」
837: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/23(木) 22:37:07.69 ID:w2FQjlMr0
そして、
「これで、いいかしら」
私は眼鏡を外して、そう微笑む。
838: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/23(木) 22:38:12.89 ID:w2FQjlMr0
魔獣は永遠に生み出され続ける。
それは、私達が人間である限り、
消え去ることの無い、永遠のシステム。
839: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/23(木) 22:38:42.39 ID:w2FQjlMr0
幸福と不幸。
プラスとマイナス。
その均衡は魔女がいなくても崩れてしまう。
840: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/23(木) 22:39:09.57 ID:w2FQjlMr0
第一、それじゃみんなは救われない。
全てのマイナスを、プラスに。
マイナスの無い世界なんてことは驕りだとは思うけれど、
841: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/23(木) 22:39:36.63 ID:w2FQjlMr0
簡単なことじゃない。
大変だし、辛いことだと思う。
でも、これが私達の望み。
842: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/23(木) 22:40:07.20 ID:w2FQjlMr0
でも、
誰一人それを後悔していない。
それどころか、そうじゃないなら改めて契約する。
843: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/23(木) 22:40:37.36 ID:w2FQjlMr0
不幸に幸福を、絶望に希望を。
それを叶える為に、必要なことだから。
だから私達はこれからも魔法少女であり続ける。
844: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/23(木) 22:41:03.32 ID:w2FQjlMr0
「そろそろ行きましょう」
私が言うと、みんなが立ち上がって頷く。
「さぁ、今日も僕らの戦いが始まる」
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