過去ログ - とある一位は青二才
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12: ◆r3vckS1wEQ[age]
2011/06/15(水) 21:04:08.03 ID:LGfG5B7r0
この街の有様はざっとこんなもんかねェ…

俺も、胸を張って光の世界の住人と言えるようになった。

昔みたいに光に背を向けて、いじけた猫みてえに振る舞うことができなくなったともいえる。

ある意味で俺の「逃げ場」になっていた闇の世界はもう残っちゃいねェ。光の世界に一方通行ってやつだ。

カタギになるにあたっての努力も怠ってねェ…。…まだまだ修行中だがな。笑顔の練習だってしてるぜェ。

思ってたのより何倍も堅気の世界ッつーのは世知辛ェみてェだ…



________



「ここまでだ。行って来いクソガキ。」

クソガキがあーだこーだ騒いでるのにテキトーに相槌を打っているうちに小学校についた。

打ち止めはここで六年生やってる。

「うん!!ってミサカはミサカは天真爛漫さをアピールしてみたり!あなたも学校遅れないでねー!」

「あいよォ。さっさと行け。」

クソガキを小学校に送っていくのは俺の仕事だ。

帰り道は芳川が担当してる。まァニートでもそんくらいしねェとなァ…

さあてと俺も学校行きますかァ。…登校時間までに間に合わねえな…駅まで…いや学校まで能力で…

チョーカーのバッテリーを確認する。操作を試みると、電子音が鳴り響いた。

ピーピーピーピー

…ウソだろオイ…

バッテリー切れ…もしここで能力解放したら学校で動けなくなる…

昨日は充電したっけ?

…ああァそうだったよ畜生!!三下の家に充電器忘れてきたンだった!!!

…しょうがねェ…歩いていくか…まあ遅刻くらいどーってことねえしな…

…音楽聴いてこォ…

…スピッツ最高ォ…




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