過去ログ - 京介｢桐乃!｣桐乃｢京介!｣ -SS速報VIP

過去ログ - 京介｢桐乃!｣桐乃｢京介!｣

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1: ◆LFImFQtWF6[sagasage]
2011/06/16(木) 18:34:35.84 ID:Yh4BJeEl0
はい。おはようございます、こんにちは、こんばんは。

　　俺の妹が（ry　のお時間です。

では、まず注意点を幾つか。

①駄文

②短い

③>>1得ss←超重要。

以上三点ご納得頂けた場合、ご覧下さい。

ではでは。

2: ◆LFImFQtWF6[sagasage]
2011/06/16(木) 18:35:06.50 ID:Yh4BJeEl0
｢え？｣

普段なら一家団欒の場である、
夕飯のリビング。

3: ◆LFImFQtWF6[sagasage]
2011/06/16(木) 18:35:32.19 ID:Yh4BJeEl0
｢俺が冗談を言っているように見えるか？｣

親父は、ただ静かに目を瞑ってそう言った。

立ち上がって箸を拾おうとしていた桐乃が、

4: ◆LFImFQtWF6[sagasage]
2011/06/16(木) 18:36:02.96 ID:Yh4BJeEl0
｢親父、冗談じゃないのは雰囲気でわかる。
けどな、あいつに伝えるにしては酷かったんじゃないか？｣

｢俺には上手く伝える事などできん｣

5: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 18:36:31.47 ID:Yh4BJeEl0
｢ご馳走様……｣

｢京介……｣

お袋の心配そうな声が俺を追いかける。

6: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 18:37:02.17 ID:Yh4BJeEl0
とは見え張っても……。

俺は何が出来るんだか。

いつも上がってるはずの階段が、

7: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 18:37:30.61 ID:Yh4BJeEl0
あやせにはそのことを伝えていないらしい。

新垣家も、躊躇しているとの事。

こんなすぐに誤魔化さず伝える馬鹿な親は、

8: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 18:37:56.37 ID:Yh4BJeEl0
｢……なに？｣

｢俺だ。桐乃。開けてくれ｣

｢お断りするわ、今は話したくない｣

9: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 18:38:24.63 ID:Yh4BJeEl0
王様への謁見は許可がないと駄目らしい。

でも、どんな許可なのか。

俺は徐に携帯を開く。

10: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 18:38:55.62 ID:Yh4BJeEl0
翌朝、いつもの時間より2時間も早く目が覚めた午前5時。

なぜだか、無性に起きないといけない気がした俺は、
とりあえず下に下りる。

11: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 18:39:31.62 ID:Yh4BJeEl0
……ええい。昨日言っただろ!!

闇雲に草原を歩き回れ!! 勇者キョウスケ!!

｢桐乃!｣

12: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 18:40:00.06 ID:Yh4BJeEl0
｢なぁ、正直どう思ってる？｣

｢なにが？｣

｢桐乃のこと｣

13: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 18:40:26.52 ID:Yh4BJeEl0
そんな言葉が浮かぶ。

その全てを朝食と共に体の奥に押し込み、席を立つ。

｢ご馳走様｣

14: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 18:40:58.60 ID:Yh4BJeEl0
俺に声をかけて来た人物は、麻奈美だった。

｢な、なんで？｣

｢……京ちゃんのお母さんから電話が来たの｣

15: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 18:41:34.68 ID:Yh4BJeEl0
｢ごめんね、私じゃ何の助言も出来ないよ……｣

｢気にすんな。はなっから助言されてないんだからな｣

｢え？｣

16: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 18:42:03.30 ID:Yh4BJeEl0
｢……｣

｢……なんで黙ってるんですか？｣

俺は今、物凄い危機的状況に立たされていた。

17: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 18:42:39.25 ID:Yh4BJeEl0
正直、口に出してしまいそうな怖さがある。

でも、あやせの両親が何も言っていない以上、
俺が勝手に話す訳にはいかない。

18: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 18:43:08.91 ID:Yh4BJeEl0
｢だとしてもだ。あやせが介入した所で、何も出来ない｣

｢……私には何も出来なくて、お兄さんにはできる。そういうことですね？｣

あやせが俯く。

19: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 18:43:37.77 ID:Yh4BJeEl0
｢では、よろしくお願いします。
ただ、解決したら、理由を教えてもらいますから｣

あやせはそう言って、去っていく。

20: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 18:44:06.07 ID:Yh4BJeEl0
さて、どうやら、王様に謁見する為の鍵が手に入ったらしい。

魔物を手なずければよかったとは、中々に難しいRPGだ。

兎に角、一旦城に戻って……。

21: ◆LFImFQtWF6[saga]
2011/06/16(木) 18:44:48.67 ID:Yh4BJeEl0
｢桐乃｣

｢話さないって言わなかった？｣

｢それは昨日だろ｣

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