過去ログ - シャロ「あたしたちの事務所が燃えてますー……」
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88:2日目・昼/次子[saga]
2011/08/25(木) 06:02:15.37 ID:l+guf7uVo
小林「次子くん」

次子「ん?」

 振り向いたその人は、やはり次子くんで間違いなかった。
 声の主が僕だと知れると、ニカッと爽やかな笑みを浮かべてくれる。

次子「おーアンタか! こんなトコで会うたぁ奇遇だねえ」

小林「本当に。次子くんは仕事?」

次子「そっ、今はちょうど休憩してたトコでさ。この辺で腹拵えしとこーかなって」

小林「お昼も食べずにこんな時間まで? 警察も大変だね」

 もう昼の3時を回っていた。

次子「まーな。けど、これも世の為人の為ってね! そういうアンタは?」

小林「僕?」

次子「おー。なんか悩み事? いつにも増して辛気臭い顔してるよ」

 普段から多少は辛気臭いんだ、僕……
 などと密かにショックを受けていると、次子くんが僕に近づき、ひょいと顔を覗き込んでくる。

小林「わっ――」

次子「なぁ。あたしでいいなら力になるよ?」

小林「、え?」

次子「年下に囲まれてちゃあ話し辛い事とかもあるんじゃない? アンタにゃ何かと世話んなってるし、話すだけで楽になる事もあるからさ」

 な? と次子くんは優しく笑った。

小林「――」


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