過去ログ - ある超能力者の話・・・・ハルヒss
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2011/07/01(金) 23:59:46.05 ID:ZzhEoLrw0
気がつくと今までの憂鬱な気分は消えていて、どんな家なのか期待に胸を躍らせる自分がいた。
これは事務所で聞いた話だが高校生の超能力者にはそれぞれ直属の上司がいるらしい。
私の場合、御影がそれ。あの女の人も一人担当しているらしいが、誰なのか凄く気になっていた。
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2011/07/02(土) 00:05:29.96 ID:E6WbklZH0
しばらくすると車は目的地へと着いた。私は上京した大学生が住むような小さなアパートを
想像していたのだが、そこそこ大きなマンションでキッチンも真新しく、高校生の一人暮らし
にしては豪華な部屋だった。私が部屋を見渡していると、御影の携帯電話が鳴った。
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2011/07/02(土) 00:07:55.28 ID:E6WbklZH0
御影がいつになく慌てていたので、私も急いで御影の後を追い部屋を出た。
車に乗りこむと御影が口を開く
「さっそくあなたにも参加してもらいます。まあ最初ということで小規模な空間にしましょう」
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2011/07/02(土) 00:11:13.06 ID:E6WbklZH0
そういえばさっきの違和感がだんだんと強くなっている気がする。
場所もなんとなくだが分かる。しかしいきなりの実戦参加か。
家から引っ張り出して、両親と離れ離れにさせてまでさせることとは、
74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/07/02(土) 00:16:40.25 ID:E6WbklZH0
「この横断歩道の真ん中あたりに空間の入り口あるんですよ。入ってみてください」
「入るって・・・普通に通るだけでいいの?」
「ええ、それだけです」
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2011/07/02(土) 00:20:43.33 ID:E6WbklZH0
「これが閉鎖空間の内部です」一体いつ入ってきたのか御影が私のすぐ後ろにいた。
「我々超能力者はこの中に自由自在に出入りできるのです。」
「それで入った後はどうするの?」
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2011/07/02(土) 00:24:53.48 ID:E6WbklZH0
巨人の体は青色で、煙でできているようにも見えた。
「あれは涼宮ハルヒのストレスを具現化したものです」
「涼宮ハルヒ?前話したあの少女のこと?私が超能力者になった原因の」
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2011/07/02(土) 00:29:48.85 ID:E6WbklZH0
すると赤い球がいくつかとんできて、巨人の周りを旋回し始めた。
すかさず御影の解説が入る。
「あれが超能力者達、あなたの仲間です」
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2011/07/02(土) 00:34:30.92 ID:E6WbklZH0
私は神人に向かって体を動かしてみる。思ったとおりの方向に体が動き始めた。
私は空を飛んでいた。意外に速く動いたので建物にぶつかりそうになった。慌てて
方向を転換し、なんとか衝突を回避した。神人の近くに来たものの、私はどう動いていいか
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2011/07/02(土) 00:38:57.55 ID:E6WbklZH0
「僕が右手の方で旋回して引きつけます。あなたはその間に左手の方を攻撃してください」
この人は私が初参加だということを知っているのだろうか。いきなり攻撃を担当させるつもりだ。
するとまた別の超能力者が
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