過去ログ - ある超能力者の話・・・・ハルヒss
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76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/07/02(土) 00:24:53.48 ID:E6WbklZH0
巨人の体は青色で、煙でできているようにも見えた。
「あれは涼宮ハルヒのストレスを具現化したものです」
「涼宮ハルヒ?前話したあの少女のこと?私が超能力者になった原因の」
77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/07/02(土) 00:29:48.85 ID:E6WbklZH0
すると赤い球がいくつかとんできて、巨人の周りを旋回し始めた。
すかさず御影の解説が入る。
「あれが超能力者達、あなたの仲間です」
78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/07/02(土) 00:34:30.92 ID:E6WbklZH0
私は神人に向かって体を動かしてみる。思ったとおりの方向に体が動き始めた。
私は空を飛んでいた。意外に速く動いたので建物にぶつかりそうになった。慌てて
方向を転換し、なんとか衝突を回避した。神人の近くに来たものの、私はどう動いていいか
79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/07/02(土) 00:38:57.55 ID:E6WbklZH0
「僕が右手の方で旋回して引きつけます。あなたはその間に左手の方を攻撃してください」
この人は私が初参加だということを知っているのだろうか。いきなり攻撃を担当させるつもりだ。
するとまた別の超能力者が
80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/07/02(土) 00:44:46.08 ID:E6WbklZH0
よく見るとさっき左手を攻めるように指示を出した能力者以外、全員戦闘をやめただ浮いている
だけだ。これはおそらく私に戦わせるためだろう。私は察しがいいのだ。仲間の人が引き付けてい
るため、神人の意識は右手にある。私はただ左手の周りを一周するだけでいいのに、いざとなると
81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/07/02(土) 00:54:04.46 ID:E6WbklZH0
しかし、私がやらなければ戦いは終わらない。私は勇気を振り絞り神人の左手にゆっくりと
近づく。あとは回るだけ。しかしそれができない。いきなり殴られたら、という恐怖心が
頭にあってどうしてもそれができない。しばらく私はまた左手の前で浮いたままになってしまった
82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/07/02(土) 00:57:20.62 ID:E6WbklZH0
気付いたのだろう。
足がすくんで逃げることもままならなかったためその場から動けなかった。弾き飛ばされる、そう
思い反射的に目をつぶったがいつまでたっても体には何の感覚もない。おそるおそる目を開けると
83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/07/02(土) 00:58:26.83 ID:E6WbklZH0
「大丈夫ですか」
「ええ、それよりごめんなさい。」他の超能力者も私の周りに集まり
「まあ最初はこんなもんか」
84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/07/02(土) 01:04:26.90 ID:E6WbklZH0
そういった瞬間、空にヒビが入り光が差し込んだかと思ったら、周りの光景は閉鎖空間特有の
暗闇から夕方へと戻っていた。空に浮いていたはずの私は、最初に御影と一緒にいたビルの屋上に
いた。
85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/07/02(土) 01:09:47.19 ID:E6WbklZH0
私達がどれだけ神人を相手にするかは一人の男にかかっているらしい。
顔と名前は知らないけどその男もまた大変だな。
まあくれぐれも涼宮ハルヒの機嫌をそこねて私達の仕事を増やすのは慎んでほしい。
86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/07/02(土) 01:10:14.92 ID:E6WbklZH0
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