過去ログ - 一夏「なんでお前が?」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage saga]
2011/06/19(日) 18:12:57.87 ID:3t8PjP0Y0
二時間目が終わり休み時間、先ほどよりはまだ慣れたのか俺と一夏は机には突っ伏してはいない。内容を理解できたのかと言えばそうではない、分からないことに慣れたのだ。
「なぁ弾、そういえばコレは最初に聞いておくべきだったんだが」

「なんだよ、聞きたいことって」
正直俺には一夏がなにを聞きたいかは分かっている、と言うより千冬さんが出てきていなければもっと早くにこの話はできていたはずだ、あれには俺もびっくりしたし。


「どうしてお前がここにいるんだ、俺は偶然ISを動かせたからここに来たが・・・お前もまさか?」

「いやぁ女子もみんな同じ事聞いてきたよ、一夏のことは事前に知っていてみたいだが俺のことは誰も知らないからな」
一時間目の女生徒たちからの質問攻めの半数以上がこのことに関して、残りは俺と一夏の関係についてだった。

「・・・・・・」
一夏が無言で先を急かす。
こちらも分かった分かったという表情を作りもったいぶりながら、

「ちょっとよろしくて?」
高貴なオーラを振りまく金髪美少女に、俺の言葉はさえぎられた。

俺たち二人はいきなり現れて結構重要な話の途中に強引に割り込んできた少女に顔を向ける。

第一印象はいいとこのお嬢様、少し観察してみると『いかにも』な感じの今時の少女だと思う。
ISの登場から10年。ISの圧倒的な兵器としての性能、そして女性にしか扱えないという特性は世の中の風潮を女尊男卑が当たり前という風に変えてしまった。
目の前の少女からはなんというか、こう・・・
『私に話しかけられるだけでも光栄なのですから、それ相応の態度があるでしょう?ほら靴をおなめなさい!おーほっほっほ!』
みたいな感じがプンプンする。俺の妹も今時な感じではあるが、あれはいいのだ。可愛いから


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