過去ログ - シャルロッテ「病気をなおして!」 【まどマギss】
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148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/06/19(日) 23:03:05.61 ID:G+dXZQyK0
病室/   〜夕方〜

「そればっかりはどうしようもないよ。僕が使い魔や魔女を産んでいるわけじゃない」

「うん、でも……このままじゃ……」
以下略



149:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 23:13:05.51 ID:G+dXZQyK0
「シャル、今日は一段と元気が無いなぁ」

「……大丈夫だよ。大丈夫……」

シャルは二度呟く。その口調はどこか、自分に言い聞かせているような調子だった。
以下略



150:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 23:14:40.32 ID:G+dXZQyK0


そして、その夜、事態は大きく動き出す。




151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 23:20:50.84 ID:G+dXZQyK0
病室/  〜夜〜

時刻は10時。小児病棟は既に消灯していた。だが、シャルは眠らずに、もっと夜が深くなるのを待っていた。しかし、

「シャル! 大変だ! 魔女が現れた!」
以下略



152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 23:23:18.46 ID:G+dXZQyK0
和美の部屋/  〜同時刻〜

携帯がなる。相手は真紀だった。こんな時間になんだろうと、訝しみながら、和美は通話ボタンを押す。
すると、いきなり真紀は大声で怒鳴りだした。

以下略



153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 23:27:18.40 ID:G+dXZQyK0
魔女の結界/ 

「ぅっ……!」

まるで毒をもったキノコの様な赤と黒、かと思えば深い海のような青に絵の具のような黄色。
以下略



154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 23:32:10.57 ID:G+dXZQyK0
シャルは杖を振るって金平糖を動かす。
シャルはソウルジェムが濁るのを覚悟して、更に分裂させる。それは相手を倒す意味でもあったが、守る意味合いの方が強かった。

「………………」

以下略



155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 23:34:05.68 ID:G+dXZQyK0
『…………』

魔女も同じような大きさの人型だった。だがその肌は安物の陶器のようにつるつるとしており、唯一この結界内で真っ白色だった。

『…………』
以下略



156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 23:37:06.86 ID:G+dXZQyK0
涙ながらに、更に弾数を増やし薙ぐように振り回す。

「嫌だ! 嫌だ! 死にたくない! 死にたくないっ!!」

その様子は発狂しているようにも見えた。駄々っ子のように、やけくそと言わんばかりに、シャルはその無限の敵にお菓子を振り回す。
以下略



157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 23:41:45.19 ID:G+dXZQyK0
「う、そ……」

カラフルな壁から隙間なく人のロケットが増殖してくる。傍目には、壁が厚くなった様にさえ見えたかもしれない。

「う……ぅぁ!」
以下略



158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 23:44:45.17 ID:G+dXZQyK0

そう思った。

だが刹那、旋風が弾幕をなぎ払う。更にそこから連続した轟音が発せられ、無数の使い魔を打ち抜いていく。

以下略



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