過去ログ - シャルロッテ「病気をなおして!」 【まどマギss】
1- 20
274:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/06/20(月) 23:51:31.16 ID:CwP1+qbS0
病院の階段/

「もういい……」

なるようになれ、和美は自棄になる。余りの出来事故に、感情が安定しなくなる。
以下略



275:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/06/20(月) 23:52:53.62 ID:CwP1+qbS0

だが、暗い思考は無理やり中断させられる。

「君! 大丈夫か!!」

以下略



276:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/06/20(月) 23:54:29.56 ID:CwP1+qbS0

「今は、何が起こっているんです?」

「……分からない。分からないんだ。人が次々衰弱したり、自殺しようとしたり……。何が起こってるっていうんだ……」

以下略



277:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/06/20(月) 23:55:32.36 ID:CwP1+qbS0

「……この病院には、後どれくらい人がいますか?」

「……分からない。だが、それほど多くはないはずだ」

以下略



278:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/06/20(月) 23:57:10.85 ID:CwP1+qbS0

「大丈夫って――」

その時、和美は魔法少女の格好に変身する。その姿に、警察の男は度肝を抜かれる。

以下略



279:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/06/20(月) 23:58:31.77 ID:CwP1+qbS0
結界入り口/

出た時とは大きく異なり、しっかりとした足取りで歩く和美。その姿を、廊下の端に座って待っていたそれは見ていた。

「……キュゥべえ」
以下略



280:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/06/21(火) 00:00:18.09 ID:0RPE+Lhu0

「……やっぱり、シャルを救うのは不可能だったの?」

「勿論。不可能に決まってるじゃないか!」

以下略



281:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/06/21(火) 00:01:17.07 ID:0RPE+Lhu0

「……」

「……ふぅ、全く、君たちは何故物事を学ばないんだろうね。ま、好都合なんだけど」

以下略



282:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/06/21(火) 00:03:42.59 ID:0RPE+Lhu0

「和美、君たちは僕が知っている魔法少女の中でも優秀だったよ。だけど、君たちのせいでこの街には使い魔が減った。
 絶望が減って、幸福な奇跡への需要が減った。それじゃあ魔法少女は生まれないんだ」

「適度にサボってくれないと、僕たちの仕事が滞ってしまう」
以下略



283:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/06/21(火) 00:04:31.54 ID:0RPE+Lhu0
魔女の結界/

薬の瓶が無数に浮遊した白の空間。そこを和美は歩いてゆく。その足取りは確実に先程よりもしっかりしていた。

「(もう、シャルは助からないのね……)」
以下略



284:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/06/21(火) 00:05:44.23 ID:0RPE+Lhu0

勿論、魔女が苦しみを感じているのかは分からない。人殺しも嬉々として実行しているのかもしれない。
だから、倒せば恨まれるかもしれないし、完全に「死」を迎える彼女は、不幸せになるのかもしれない。

「……独善的でも、構わないわ」
以下略



348Res/227.15 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice