過去ログ - シャルロッテ「病気をなおして!」 【まどマギss】
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/06/19(日) 18:23:40.85 ID:G+dXZQyK0
シャルには現在、父親しかいない。シャルの母はすでに肝炎によって他界している。
父親が日本に帰国する1年ほど前のこと、シャルは4歳の頃だった。
 彼は大学で学んだイタリア語と留学経験を武器に貿易会社のイタリア支店に勤務。
そこで同僚のドイツ人の妻と知り合い。結婚。そしてシャルが生まれた。現在は日本の本店で働いている。日本への帰国はそのためであった。

「パパ、パパ! アナタヲマッテマシタ! チーズも食べたいなぁ」

あなたを待っていました、を呪文か何かのように唱えるシャルロッテ。
彼女はお菓子も大好きだがそれよりもチーズが大好きなのである。
今でこそシャルは日本語に慣れ、日本式の生活を送っているが、本当に幼い頃はずっとイタリアに過ごしていた。
そこで食べていた、母親や店の料理を無意識のうちに求めているのだろうな、と思いシャルの父は少し辛くなる。

「ダメだよ。チーズはもっと元気になってから」

「えぇー……げんきだよー」

「だめだめ。もっともーっと元気になってから」

「ちぇー」

そういってシャルは布団の中にもぐりこむ。食べてすぐに寝るのは食道に良くないが入院している
シャルにはどういえばいいのだろうと、シャルの父は悩んだ。まぁ夕食前なので大した量は上げていないので
大丈夫だろうと思いシャルのベッドの傍のパイプ椅子に座る。

と、シャルの父はベッドの枕の上にシャルの髪の毛が散乱しているのを見つけ、軽くはたいて落としてやった。



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