過去ログ - 御坂妹「エセホスト」 垣根「なっ…」
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103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/06/19(日) 23:07:04.78 ID:Hn+yqDOk0
垣根「はぁ・・・はぁ・・・」

一方「もう終わりですかァ?さっきの威勢はどうしちゃったンですかァ?」

垣根帝督は地面にふせ、雨にぬれ、土で服が泥まみれになっていた

それに比べ一方通行は幾分か血のあとがあるがそれ以外は、泥は愚か、雨さえも反射し、濡れてもいなかった

垣根「(くそ・・・)」

垣根は一方通行を見る

一粒一粒の雨が一方通行の数センチ前でまるでそこに膜があるかのようにはじかれている

垣根「(化けもんかよ・・・)」

一方「はァ、もう遊びは終わりか・・・まァてめェを殺したあとにあの女ぶっ殺してそれで今日の実験は終了だァ」

垣根「・・・」スタ

垣根はおもむろにその傷ついた体を奮い立たせ、立ち上がる

一方「あァ?まだ抵抗する気かァ?もうてめェの負けは見えてるンだよ」

垣根「まだ・・・だ・・・」

一方「ハッ・・・第2位の垣根さンはなんでそんなにがんばるンですかねェ」

垣根「知ってたのか・・・」

一方「ついさっき思い出したぜ『第2位 未元物質の垣根ていとくン』だってなァ」

一方「くっくっく・・・」

一方「なんでオマエと俺が第一位と第二位に分けられてるか知ってるか?」



一方「その間に、絶対的な壁があるからだ」


垣根「・・・」バサッ

一方「おうおう、お怒りですか、そんな翼広げちゃってェ」

一方「さっさとあの女のくたばりやがれェ」

垣根「教えてやるよ・・・」

一方「あァ?」

垣根「一方通行と垣根帝督の違いを・・・」

垣根「それはな」

垣根「守るべき相手がいるかいねぇかだ」

一方「ハッ!笑わせてくれるぜ!そんなもんで俺とオマエとの壁をかわらねェんだよ!」

垣根「だからなんだ・・・」


垣根「その壁の向こうにアイツがいるのなら、


             

          俺はどんな壁だって乗り越えてやるよ」




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