152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/17(日) 19:48:01.68 ID:jTji9Wexo
「ふざけるな!」
名護が大声を張り上げる。
「君達は事実がわかると決まって同じ反応をする。なぜ人間は魂の在り処にこだわるんだい?」
「お前と俺達じゃ物の見方が違うらしいな」
橘が口にする。
「俺は今、無性にお前を殺したい」
橘がキュゥべえにそういった。
すると
「待ってください」
マミが口を開いた。
「マミちゃん…」
「私は納得しています。もしあそこでキュゥべえが現れなかったら私は既に死んでいました」
さらにマミは続ける。
「今の私は既に死んでいます。けど生きてます。かなり中途半端な存在です。
でも私は今を一生懸命生きたい。やがて死ぬ運命であっても生きていることを素晴らしいと思いたいんです」
そういってマミは泣き出した。
名護はマミを慰めるように近づき、
「君の気持ちは伝わった」
「キュゥべえといったか。このことを知っている魔法少女はどれぐらいいる」
橘が聞く。
「ほとんどいないんじゃないかな。知らずに死んでいく魔法少女だっているしね」
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